Kimi K3とは?
特徴・できること・日本語での使い方まとめ
Kimi K3は、Moonshot AIが2026年7月に公開したMoE(Mixture-of-Experts)モデルです。 この記事ではKimi K3の基本的な特徴と、teai.io経由でClaude CodeやCodex CLIから日本語で使う方法をまとめます。
Kimi K3の特徴
- 総パラメータ数は2.8T(2.8兆)
- トークンあたりの活性パラメータは104B
- コンテキスト長は最大1,048,576トークン(約100万トークン)
- 2026年7月にモデルの重み(オープンウェイト)が公開された
- ライセンスは「Kimi K3 License」で、MaaS(Model as a Service)提供に関する条項が含まれる
MoE構成のため、パラメータ総数は大きい一方でトークンごとに実際に使われるパラメータ(活性パラメータ)は一部にとどまります。 また、約100万トークンという長いコンテキスト長により、大きめのコードベースや長い文書をまとめて渡す用途にも対応します。
できること
Kimi K3はtool calling(関数呼び出し)に対応しており、Claude CodeやCodex CLIのようなエージェント型のコーディングツールから、 ファイルの読み書きやコマンド実行の指示を伴う作業に使えます。長いコンテキストを活かして、複数ファイルにまたがるコードの把握や、 長文の要約・整理といった用途にも向いています。フロントエンド系のタスクで比較的高く評価されているという声も見られますが、 具体的な性能の優劣は用途や比較対象によって変わるため、この記事では断定的な評価は行いません。
実際に使ってみた(2026-07-28、teai.io経由で検証)
ベンチマーク数値の引用ではなく、teai.io経由で実際にAPIを叩いて簡単な検証を行いました。厳密な比較評価ではなく、 社内での動作確認レベルのものですが、参考までに共有します。
- コーディング: 「大文字小文字・空白・記号を無視した回文判定関数をPythonで」という依頼に対し、 型ヒント・docstring・使用例・計算量の説明まで含んだ実装が一度の応答で返ってきました。
- ひっかけ問題への対応: 「羊が17匹いて、9匹以外全部死んだ。残りは何匹?」という定番の引っかけ問題にも、 素直に17から9を引かず、「9匹以外死んだ=9匹残る」と正しく読み解いて回答しました。
- Tool calling: 「東京の天気を教えて」と天気取得関数を渡すと、
get_weather({"city":"東京"})という 正しい形式でツール呼び出しを生成しました。 - 知らないことは知らないと答える: 「teai.io経由で使うメリットは?」と聞くと、teai.io自体については 知識がないと正直に答えたうえで、一般論としての回答に留めました。聞いたことのない固有名詞について断定的な作り話をしない、 という点は好印象でした。
- 応答速度: 30トークン程度の短い応答でも、非ストリーミングで往復に約10秒かかりました。 ストリーミング利用であれば体感は変わりますが、単純な一括レスポンスの速さとしては軽量モデルほど速くはありません。
teai.ioでの使い方
teai.ioを使うと、変換プロキシなしで普段のツールからKimi K3に接続できます。
- /registerで無料登録してAPIキーを発行する
- Claude Codeなら
ANTHROPIC_BASE_URL・ANTHROPIC_AUTH_TOKEN・ANTHROPIC_MODEL=moonshotai/kimi-k3を設定する(詳しい手順) - Codex CLIなら
~/.codex/config.tomlにbase_url = "https://api.teai.io/v1"とmodel = "moonshotai/kimi-k3"を設定する(詳しい手順)
料金は登録時に無料クレジットが付与されるほか、月額プランと都度チャージから選べます。詳細は料金まとめを参照してください。
FAQ
Q. Kimi K3は無料で使えますか?
A. teai.io経由であれば、登録時に付与される無料クレジットの範囲で試せます。詳細は料金まとめを参照してください。
Q. モデルの重みは公開されていますか?
A. はい。2026年7月にKimi K3のモデルの重み(オープンウェイト)が公開されています。ライセンスは「Kimi K3 License」で、MaaS提供に関する条項が含まれます。
Q. どのツールから使えますか?
A. teai.io経由であれば、Claude Code・Codex CLIのどちらからも、日本語でのやり取りを含めて利用できます。